寒くなってくると恋しくなるのが薬草系の温まりそうな入浴剤。 薬宝湯は、リラックスや健康増進を目指す人々にとって魅力的な入浴剤の1つです。この記事では、薬宝湯の使い方や特徴・効果、口コミ、実際に使った感想やおすすめポイント、そして競合商品との違いについて探ってまとめてみました。
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薬宝湯の特徴とは?
健美薬湯の『薬宝湯』は、天然生薬を微粉末にし、3種のミネラルを配合した入浴剤です。この入浴剤をお楽しみいただければ、本格的な生薬薬湯の効果を手軽に体感できます。
薬宝湯は、古代から女性の健康と美容に貢献してきた当帰(トウキ)と川芎(センキュウ)を組み合わせています。これらの生薬を微粉末化することで、身体全体を温め、冷え、肩こり、腰痛などの不快な症状を緩和します。
また、薬宝湯は湯治の力が高く評価され、2011年から22年まで計400軒以上と日本中の多くのお風呂のプロから支持されて、愛用されています。この入浴剤には、温泉の主成分である炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウム、硫酸ナトリウムの3つのミネラル塩も含まれており、湯冷めを防ぎ、温かさを持続させます。
さらに、薬宝湯には高麗人参エキスも配合されています。入浴効果によって血行が促進され、肌をなめらかに導きます。薬宝湯は、伝統的な生薬とミネラルの相乗効果によって、健康とリラクゼーションを提供してくれる入浴剤なんです。
薬宝湯の効果とは?冷え性・肩こりに良い?
薬宝湯の効果・効能は以下の通りです。
冷え症、肩のこり、腰痛、神経痛、リウマチ、疲労回復、産前産後の冷え症、荒れ性、ひび、しもやけ、あかぎれ、しっしん、あせも、にきび、うちみ、くじき、痔
また、入浴による温熱作用で以下の効果も期待できます。
・発汗(老廃物を排出し、体温の調整、肌の汚れを洗い流す)
・自律神経の調節(35〜40度の入浴は副交感神経が優位となりリラックス)
・血流改善(血流量が増加、全身を温め隅々まで酸素や栄養素を運ぶ)
・痛みを和らげる(リラックスと同時に筋肉や血管が弛緩し、コリや痛みを和らげる)
薬宝湯のメリットとデメリット
デメリット
・着色料が使われている
薬宝湯は茶色い入浴剤なのですが、これは生薬由来の色ではなく、着色料が使われています。そのため、全て天然由来というわけではありません。
・残り湯での洗濯はできない
薬宝湯は、残り湯での洗濯ができないことがパッケージで明言されています。
生薬がしっかりと配合されているため香りが強く、色も濃いため、洗濯には向いていません。
メリット
・生薬とミネラルの相乗効果で体が楽に
肩こりや腰痛、冷え性、肌荒れなどさまざまな不調が楽になった声が多いです。
・お風呂に入るのが楽しみに
体が楽になることや香りの良さなどといった理由から、面倒くさかったお風呂が楽しみになるメリットを感じている人もいます。
・銭湯でも使われている安心感
全国の銭湯・スーパー銭湯の変わり湯やくすりの湯のようなところで選ばれ、使われている安心感もメリットです。
お客さまの健康を願う銭湯さんたちの思いを形にするべく、効果の高いくすり湯を目指し研究開発されたというのがスタートの商品であり、30年以上愛されている実績があります。
・コスパが良い
薬宝湯は、1回分46円〜と一般的に購入できる入浴剤の中でもコスパが良い点もメリットです。毎日続けてこそ良さをさらに実感できるので、続けられる価格設定も大切ですね。
コスパが一番良いのが、125回分のこちらです。
薬宝湯を実際に使用した人の口コミ・評判
悪い口コミ・評判
・良いお湯なんだけど、匂いがすごい。強い。お湯が良いだけにもどかしい。
・スプーンで入れる時に毎回手に粉がつくのが少しだけ面倒くさい。
良い口コミ・評判
・芯から温まる
・夏の冷房で冷えた体にも良いので季節問わず愛用できる
・身体が楽になる
・翌朝の目覚めも楽になり、疲れがしっかり取れる
・肌の不調も薬宝湯を使い始めたらおさまった
・銭湯に行った気分になれて良い
・全然湯冷めしない
・香りが癒し
実際に私が使ってみての感想
・色がすごい。着色料使わないバージョンも欲しい。
・初めてパッケージを開けた時に匂いが想像以上に濃くてむせた。お湯に入れたら良い香りなのでご安心を。
・じんわりぽかぽかになる。ぬるめでも湯上がりの温かさが続くので、のぼせが怖い人でも温度を工夫することでちょうど良い温まり具合になる。
・コスパが良いのは本当に助かる。他の漢方系のとか1回分で500円以上するのもあるので。
・あくまで私の家の場合だけど、バスタブへの着色はありませんでした。
まず試してみるなら1回分サイズあります。
薬宝湯の使い方のポイントは?
・お湯の温度は35〜40度がオススメ
お湯の温度はリラックスできる副交感神経が働く35〜40度の間が良いでしょう。
朝使う場合は少し熱めにして体を目覚めさせるのもアリです。
・付属のスプーン1杯で1回分目安
薬宝湯の入浴剤の適量は、150〜200リットルのお風呂に対して、付属の計量スプーン1杯で1回分です。
一人暮らしで半身浴の場合は1杯だと濃い感じだったので、好みで半分くらいまで減らしても良いでしょう。
薬宝湯のおすすめの使用頻度
薬宝湯は、毎日使っている人が多い印象です。
1日だけでも疲れの取れや身体が楽になるのを感じられますが、冷え性などに対しては、毎日続けた方がじわじわと良さを実感できるでしょう。
薬宝湯と似ている入浴剤との比較
薬宝湯の類似商品との違いや、おすすめの入浴剤について紹介します。
各商品の特徴やメリットを比較し、あなたに合った選択肢を見つけるのに役立つ情報です。
ツムラ くすり湯
生薬を使っている入浴剤といえば「ツムラ くすり湯」が真っ先に思い浮かぶ人も多いでしょう。
ドラッグストアで買えることもあり、手軽に試せる商品というメリットがありますが、香りに関しては香料っぽさがあると感じる人も少なくない商品です。
追い焚きもツムラのくすり湯は可能です。
コスパは1回当たり30〜40円後半なので、薬宝湯とあまり変わらないと考えて良いでしょう。
ツムラ くすり湯についてもっと詳しく知りたい方はこちら
クナイプ バスソルト ウィンターグリーン&ワコルダーの香り
クナイプの中でもクセが強いのが「ウィンターグリーン&ワコルダーの香り」のバスソルトです。香りが湿布そのものという感じで、いかにも効きそうで個人的にはかなりお気に入りです。
配合されているのは鎮痛作用に優れたメディカルハーブで、たまった疲れや肩こり・腰痛にオススメです。
こちらも残り湯を洗濯に使えますが、1回当たり90円以上なのでコスパの面では薬宝湯の方がメリットが大きいです。
クナイプ バスソルト ウィンターグリーン&ワコルダーの香りについてもっと詳しく知りたい方はこちら
バスクリン「日本の名湯」シリーズ
温泉系の成分が入っている入浴剤といえば「日本の名湯」シリーズを作っている「バスクリン」が有名です。
入浴剤は、薬機法によりお湯に溶かせる成分の含有量に制限があるため、バスクリンで温泉と全く同じ成分を再現しているわけではないのですが、湯ざわりや色、香りなどを品質確認してもらった上で温泉地の公認がもらえたものを発売しています。
残り湯での洗濯も可能です。
日本の名湯シリーズは、生薬は配合されていません。生薬が好きな人や生薬の効果を味わいたい人は、薬宝湯がオススメです。
バスクリン「日本の名湯」シリーズについてもっと詳しく知りたい方はこちら
ベルタ きざみ本薬湯
「ベルタ きざみ本薬湯」は7種類のきざみ生薬を100%使用した薬用入浴剤で、香りがマイルドで癒される商品です。着色料もないので色も自然な生薬の色が滲み出る感じです。
きざみ本薬湯、ほんっとうに温まるのですがコスパはあまり良くないため、コスパ重視の方は薬宝湯がオススメです。逆に、コスパは気にせず、多くの種類の生薬で漢方・養生の観点で作られた商品をしっかり体感したい人は、ベルタのきざみ本薬湯がオススメです。
残り湯での洗濯は、着色の恐れがあるためできない商品です。
ベルタ きざみ本薬湯についてもっと詳しく知りたい方はこちら