運動は楽しいけど、その後の筋肉痛やだるさが厄介だったりしますよね。
習慣的に運動をする人でも、メニューを変えたり、少しハイレベルなことに挑戦しただけでも一気に筋肉痛が来たりするものです。
今回アスリート仕様のマッサージオイルである『イナーメ・スポーツアロマ』をお試しする機会をいただいたので、使い方・使い心地や香り、使ってみていつもとどう違ったのか、また運動をしていない日常生活の中でも活用するアイデアなどをまとめました。
※この記事はサンプル商品の提供を受けています。
Contents
スポーツアロマとは?
スポーツアロマとは、アロマテラピーをスポーツやトレーニングに取り入れて、怪我の予防や筋肉痛の軽減・緩和、疲労回復、集中力UPや過度の緊張を軽減するなど、スポーツをする際のコンディショニングに生かすものです。スポーツアロマは、プロアスリートの現場でも実際に取り入れられています。
アロマテラピーで使うエッセンシャルオイルは、植物が持つ様々な作用によって私たちの体に有用な働きをしてくれます。
一例を挙げると、鎮静作用の強いラベンダーで寝付きを改善したり、強力な殺菌食毒作用のあるティートリーを足湯に使用したり、殺菌消毒と同時に呼吸器系の強壮作用があるユーカリは花粉症や風邪の時期によく用いられるといったものがあります。
スポーツアロマは「天然精油が持つ香りや作用を活用した自然療法」という側面は共通するのですが、スポーツアロマはスポーツのパフォーマンス向上や怪我予防が主たる目的で利用されます。先述したように、疲労回復やリラクゼーションで利用されることもありますが、スポーツアロマの場合は、それらもあくまでもパフォーマンス向上など「競技のため」という目的に向かうための一つの手段として使われます。
また、スポーツアロマはその目的から、いわゆるアロマテラピーと濃度が違ったり、良い香りになるようなブレンドにすることよりも作用を重視したブレンドになったり、アロマテラピーではあまり耳馴染みのない精油が用いられることもあります。
スポーツアロマにイナーメオイルがオススメの理由
イナーメのスポーツアロマのオイルは、元々はチームに帯同していたマッサージャーが選手のケアにアロマオイルを活用し、ある日選手から「このオイルを家に送って欲しい」と言われたことから製品開発が始まったものです。プロの要望に応えたところからスタートしているため、品質が非常に高いのが特徴となっています。加えて、自転車レース前の「今日は暑い」「すごく寒い」「疲れたので明日への疲れを極力残したくない」といった様々な要望に応えるブレンドが用意されていて、自分のコンディションに合わせて使い分けることが可能です。元々自転車レースから生まれたイナーメの製品ですが、どんな競技でも応用して使うことができます。
イナーメオイルの効果
・「暑い」「寒い」「すごく寒い」「雨」といった環境に対応して、温めたり、スーッとさせたりするなどのケアができる
・「スタートが苦手」といったプレッシャーやメンタルへのアプローチもエッセンシャルオイルの効能を活かしてケア
・連日体を酷使するスケジュールで疲労回復を助けるブレンドも用意
・高強度のトレーニングなどで、呼吸を助けるリフレッシュ作用があるアップオイルもある
・レースや試合の前夜にリラックスするためのオイルもある
イナーメオイルの香り
・天然アロマのエッセンシャルオイルの香り
・香りはオイルのブレンド内容によって様々
・リカバリーオイルだけでも、森林系の香りの「Green」優雅なバラの香りの「Pink」爽やかな柑橘系の「Yellow」がある
・ミント系のものなどもある
イナーメオイルの使い方
イナーメオイルは、アップオイル、リカバリー時に使うものが多いです。上半身に使用するものは、スポーツ前に塗って呼吸にアプローチするものや、おやすみ前のリラックス用があります。
・アップオイルの使い方
スポーツをする前に使用します。使用する量は、薄く伸びる量でOKです。美容目的でオイルマッサージをする時のような量は必要ありません。
レースや競技でウォーミングアップを行う際に使用しますが、ウォーミングアップを行わない場合や練習の場合は、30分前から使用することが推奨されています。
日焼け止めは、オイルの後に塗りましょう。
使用箇所は、股関節、太もも、お尻、ヒザ裏、ふくらはぎといった負荷のかかる部位が中心になります。
・上半身に使用するオイルの使い方
スポーツ前やおやすみ前に使い分けます。
「Breath」は激しいスポーツをする30分前にしようし、呼吸にアプローチします。
「Night」は本番やレースの前日の夜、眠る前に推奨されるオイルで、リラックス成分を多く配合しています。
使用部位はデコルテや喉、鼻の周りや首周りに使います。
・リカバリーシリーズの使い方
スポーツ後のシャワーを浴びたタイミングでの使用がオススメです。使用する量は、薄く伸びる量でOKです。美容目的でオイルマッサージをする時のような量は必要ありません。
基本的には、アップオイルと同じ場所に使います。単体で使用する場合は、股関節やお尻、脚など、疲れを感じている場所に使用すると良いでしょう。
イナーメオイルを使ってみた!各オイルの特徴と感想
私も運動前にイナーメオイルを使ってみたので、各オイルを実際に使ってみた感想や運動後の筋肉痛などについてまとめました。
各オイルの特徴
・Summer(アップオイル)
爽やかな香りのミント(整肌成分)を中心に、バジルやジュニパーベリーなどを配合したオイルです。気温25度以上での利用が推奨されます。
ベースのホホバオイルゴールデンは、肌の保護や保湿の効果もあるので、日差しが強い屋外での活動にもオススメです。
・Breath(上半身用アップオイル)
ユーカリやラバンサラのスーッとした爽やかな香りが特徴の上半身用のアップオイルです。
呼吸が大変になりそうな追い込むトレーニングやきついレース・競技の前に、首や喉を含むデコルテから上に塗ってマッサージします。
ムズムズする季節にも良いオイルです。
・Recovery〜Green(リカバリー)
運動後のリカバリー用の定番オイルです。森林系の香りでサイプレスやシダーウッド、ラベンダーなどを使用しており、運動後にほぐしたい時、とにかくリラックスしたい時向けのオイルです。
ほぐす系のブレンドでリラックスを中心とした香りなので、おやすみ前もオススメです。
・Recovery〜Yellow(リカバリー)
運動後のリカバリーオイルで、こちらはグレープフルーツやオレンジを中心とした柑橘系の香りです。直射日光禁止商品となっています(グレープフルーツは光毒性の成分であるフロクマリンが含まれるため)。
筋肉等のハリが気になる人にオススメのオイルで、マッサージにより血流を促進します。
実際に運動に使ってみた感想や運動後のリカバリーの実感
私の運動スペックは「ウォーキングは時々している」「ストレッチは寝る前に割と毎日に近いくらいはしている」「激しめの運動はイベントの時くらい」という感じです。
先日トレーニングを体験するようなイベントに参加したり、長めのウォーキングをしてその時にイナーメオイルを使用してみて、いつもと違いを感じた点は以下の通りでした。
・運動前にアップオイルを足に塗って軽くマッサージをしてから運動したところ、久々の運動でも割と最初からよく動くことができた。
・かなりしっかりと筋肉を使って次の日の筋肉痛が怖かったけど、運動直後にRecovery〜Greenを塗って流すように軽くマッサージしておいたら、ちょっと痛い程度で筋肉痛が済んだ。
・シャワーがない場所でも、とりあえず汗を拭いてリカバリーオイルを塗ってリンパを軽く流すようにしておくと帰り道の体が楽。
・骨格ストレートなのもあって、腕を使う運動をするとすぐに腕が張ってパンパンになってしまい、そのあとほぐすのが大変なのだが、運動後にRecovery〜Yellowを塗ってほぐすようにしたら変なハリが残らなかった。運動は好きだけど、二の腕や太もも・ふくらはぎの筋肉太りが怖い人にぴったりだと思う。
イナーメオイルの口コミ・評判
良い口コミ・評判
・Breathは花粉症の時期に助けられた
・アップオイルは、マッサージしながら自分の今日の筋肉の調子などを触りながら確認できるというメリットもある
・リカバリーオイルを使った次の日は明らかに足が軽い
・Recovery〜Yellowをスポーツではなく立ち仕事の後の足がパンパンな時に使ってみたら良かった
・Recovery〜Yellowは筋肉が柔らかくなる
・ベトつかないので使いやすい
悪い口コミ・評判
・種類によっては、オイルの質感が重たい
・香りの好き嫌いが分かれそうなものもある
・肌が弱い人には刺激が強いこともある
香りの好き嫌いなど、個々の製品に関する口コミは、イナーメの公式サイトの口コミをチェックして見るのが良さそうです。
次はNightも試したい
私が自分で次は購入して試したい!と思ったイナーメのオイルは「Night」というおやすみ前用のマッサージオイルです。
リラックス成分を多く配合していて、睡眠前のリラックス空間の演出に一役買ってくれるとのこと。
試合やレース、発表会やイベント出演の前日など、緊張して眠れなくなりそうな日に良さそうなオイルです。日常でも、緊張して眠れない日に使えそうだと思っているので、試してみたいと思っています。
運動後のお風呂ならBARTHの重炭酸のお風呂でのケアもオススメです。